The Panic Hand | Sun Rise

収録作品

地獄を扱った作品。無限地獄・・・。

動物って、ペットって、犬ってよく見ているよね。って話。

人間の言葉は喋れないけれど、もし喋ることができるようになったら？

あるいは犬語を人間語に通訳できる人間が現れたら？？

一体何を話してくれるんでしょうね？っていうお話。

神のシステムについてのお話。

スコットの家に家政婦としてやってきたビーニーは、家政婦として完璧以上の働きぶりを見せてスコット夫妻の信頼を得る。

ビーニーはある頃から、スコットが忘れているような品や、思い出したくない過去の思い出の品を掃除中に見つけ出して、それらをスコットに突きつけ始める。

実はビーニーは、たまたま家政婦としてスコット家へやってきたのではなく、神を構成するメンバーの一人であった。

スコットはビーニーを通して、順風満帆だと思っていた自分の人生に見落としや身近な他者の大きな犠牲がいくつもあったことを知る。

この本を読んだ後は、わたしも自分の人生を振り返り、やはり後味の悪い気分になったりした。

良くも悪くも人生の見方が変わったし、自分から見たら平凡でつまらない人が、実は神の構成員の一人である可能性についても考えるようになった(笑)

神の目線でみたら、輝いて評価されている人よりも影に隠れて存在感のない人が神の構成員だったってこともあるのかも知れない。

The Panic Handパニックの手