Tales of the Dervishesスーフィーの物語―ダルヴィーシュの伝承
スーフィー教の寓話集。
目から鱗。
なにが正しいとか、なにが悪いとか、そういう価値観や論理感がぶっ飛んでしまうような覚醒感を感じる作品。
読み終わった後に、自分の目が覚めてるのか覚めてないのかもわからなくなる。(最上級の褒め言葉)
スーフィー教という宗教臭いタイトルではあるけれども、中身を読み始めると宗教の違いとかどうでも良くなって夢中で読んでしまった。
そして読み終わっても理解が追いつかずに意味が分からないので、また読み直してしまう。
寓話だけあって、文章は簡単。中学生あたりなら読むことができる。たぶん小学生でも読める。
でも内容が深すぎる。深すぎる。(大切なことなので2度書きました。)
何度か読んだ後に手放してしまったんだけど、最近また読みたくて仕方がない。
この本は数回読んで理解できるような類のお話ではないのは確か。
買い戻さねば。
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