Simple Life Log
アパートの一室に突然空いた、底の見えない穴。 主人公ニコラスの女友達であり元カノであるナコタは、その穴に異常な執着的好奇心を持つ。 ナコタの関心を、穴を通して得ることができてニコラスは内心喜ぶものの、 次第にニコラスとナコタの歪んだ愛情関係は他の人を巻き込みながら、謎の穴へと向かっていく。 穴ひとつでここまで人の感情や関心が集まってストーリーが進んでいくのが興味深い。 『愛とは心に空いた穴である』
原作はジョン・クラカワー著作の『荒野へ』。 裕福な家庭に生まれた若者が、物質的生活に厭世感を抱き、アメリカやメキシコを放浪して最後アラスカで食中毒で倒れるまでを描いたストーリー。 途中ヒッピー達との交流を持つ。 両親の元を飛び出したものはいいものの、最後、草原に捨てられたバスで寝泊まりをして空腹で食べた植物で食中毒を起こして泣きながら死んでいくシーンはなんとも救いようがない。 だけれども、風景や描写が綺麗で何度も観てしまった映画。